ミラーレスカメラのアクセサリーとしてぜひ持っておきたいのがレンズペンです。
レンズペンはカメラのレンズやフィルター、液晶画面などを掃除するペン状のお手入れ用品。
でもわざわざ買うほどのものなのでしょうか?
クリーニングクロスでも十分なのでは?
と思いますよね。
そこで今回はミラーレスカメラ歴7年の筆者が、レンズペンの必要性とハクバKMC-LP14Bの使いかたを解説します。
この記事を読めば、あなたもカンタンにレンズペンでカメラをお手入れできるようになりますよ。
ミラーレスカメラと一緒に買っておきたいアクセサリーについては以下の記事をご覧ください。
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あると便利なレンズペン
レンズペンは絶対必要なものではありませんが、あると非常に便利で一度使ったらもう手放せません。
本項目ではレンズペンの必要性と種類について解説します。
レンズペンの必要性
筆者はキヤノンのミラーレスカメラEOS R50ダブルズームキットを愛用しています。
レンズの取り扱いには気をつけており、傷つけないようにレンズ保護フィルターを装着済みです。
しかしついフィルター部分を触って、指紋や皮脂汚れがついてしまうんですよね。
子どもに触られてベタベタになることも......。
そんなときに、キレイに汚れを掃除できるのがレンズペンです。
指紋や皮脂を残さず確実に吸収するだけではなく、静電気を除去してホコリをつきにくくしてくれます。
一般的にレンズやレンズ保護フィルターの掃除には以下のようなアイテムを使います。
- レンズペン
- ブロアー
- クロス
- クリーニングペーパー
- クリーニング液
- ブラシ
- 綿棒
指紋や皮脂汚れにはクロスやクリーニングペーパーなども有効ですが、レンズペンは
- 手軽でカンタン
- ゴミが少ない
- 静電気を除去
- 約500回も使えて経済的
といった特徴があり、レンズやレンズ保護フィルターのメンテナンスには欠かせないと言えます。
レンズペンの種類
ひとくちにレンズペンと言っても、実はたくさんの種類があることをご存知でしたか?
ハクバのレンズペンを例にとると、以下の5種類あります。
- レンズ用クリーナー:レンズペン3
- フィルター用クリーナー:レンズペン3 フィルタークリア
- 液晶&レンズ用クリーナー:レンズペン3 デジクリア
- 小型レンズ用クリーナー:レンズペン3 ミニプロ
- ファインダー用クリーナー:レンズペン3 マイクロプロ
5種類もあるとどれをえらべばいいのか迷いますよね。
筆者はレンズ保護フィルターをつけていてよく指で触ってしまうので、フィルター用クリーナーを購入することにしました。
ハクバのレンズペン KMC-LP14Bの紹介
筆者が愛用しているハクバのレンズペン KMC-LP14B(ブラック色)をご紹介します。
色違いのガンメタリック色 KMC-LP14Gもあります。
外観
パッケージの外観です。
レンズペン本体と交換用のヘッドスペア
中身はレンズペン本体と交換用のヘッドスペアが入っています。
ヘッドスペアを開けてみました。
本体は名前のとおりペンの形をしており、持ちやすいです。
クリーニングチップ
キャップを回してはずすとクリーニングチップが出てきます。
チップの先端は平らなレンズ保護フィルターに合うように平坦な形状をしています。
カーボン粉末がついているのでケバだって見えます。
ブラシ
レンズペンのチップと反対側はブラシです。
ブラシは天然ヤギ毛で、やわらかいですがしっかりしています。
ペンの中心にあるツマミをスライドさせると、ブラシが出てきます。
ブラシを収納させたいときは、ツマミをチップ側へスライドしましょう。
ハクバのレンズペン KMC-LP14Bの使いかた
実際にハクバのレンズペン KMC-LP14Bを使ってレンズ保護フィルターを掃除してみましょう。
今回掃除するのはハクバのSMC-PRO CF-SMCPRLG49です。
EOS R50の標準レンズRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMに取り付けています。
STEP1:ブロアーまたはブラシで大きなゴミを取り除く
はじめにブロアーまたは付属のブラシで大きなゴミを取り除きます。
ブロアーを使うときは掃除するレンズフィルター面を下向きにしましょう。
筆者が愛用しているブロアーはハクバのKMC-87BKです。
続いてレンズペンのブラシでレンズフィルター面を軽くはらいます。
ブロアーにブラシが付属の場合はそれを使ってもOKです。
STEP2:クリーニングチップでフィルター面を掃除する
レンズペンのキャップを取りはずし、クリーニングチップをあてがいレンズフィルター面を掃除していきます。
フィルターの中心部から外側に向かって円を描くように掃除するのがポイントですよ。
STEP3:ブラシでフィルター面をはらう
クリーニングチップのカーボン粉末がレンズフィルター面に残っている場合があるので、ブラシでササッとはらいましょう。
STEP4:ブロアーで仕上げ
最後にブロアーでシュシュっと吹けばピカピカに!
レンズペンで掃除する前後を比較しました。
すごい、ピカピカになるのね!
ビックリするくらいキレイになるよ。
ハクバのYoutube公式サイトには動画でわかりやすく解説されています。
レンズペン フィルター用とレンズ用の違い。KMC-LP14Bはレンズにも使える?
レンズペンの種類で述べたように、ハクバのレンズペンは大きく5種類あります。
とくに注意しなければならないのがフィルター用とレンズ用です。
2つは何が違うのか、フィルター用でレンズも掃除はできるのかを解説します。
レンズペン フィルター用とレンズ用の違いは?
レンズペンのフィルター用とレンズ用は、クリーニングチップ先端の形が違います。
今回ご紹介したハクバのレンズペン KMC-LP14Bはレンズ保護フィルター用です。
レンズ保護フィルターは平面なので、それに合うようにレンズペンのクリーニングチップは先端が平面となっています。
いっぽうレンズはなだらかな球面であるため、先端が曲面であるレンズ用のレンズペン KMC-LP12Bを使う必要があります。
フィルター用レンズペン KMC-LP14Bはレンズにも使える?
レンズペンはレンズ用とフィルター用に違いがあると解説しました。
対象に合わせてレンズペンを使い分ける必要があります。
でもレンズペンにお金をかけたくないわ。
もしフィルター用レンズペン1本でレンズの汚れも掃除できたらうれしいよね。
フィルター用レンズペン KMC-LP14Bでもレンズの掃除は可能なのか、やってみました。
結論から言うと、フィルター用レンズペン KMC-LP14Bでもレンズはキレイになります。
レンズペンをもう1本買わなくてすむのは助かるわね。
では逆にレンズ用のレンズペン KMC-LP12Bを使ってレンズ保護フィルターを掃除できるのでしょうか?
こちらもAmazonの口コミなどによると「可能」との記載がありました。
レンズペンはいらない?ハクバKMC-LP14Bの使いかたを解説まとめ
レンズペンはないと困るものではありません。
しかしカンタン・手軽に使えて静電気まで除去してくれるので、レンズやレンズ保護フィルターの掃除には欠かせないと言えます。
一度使えば便利すぎて手放せなくなりますよ。
レンズペンを使うならハクバ写真産業株式会社の製品がおすすめです。
ハクバのレンズペン KMC-LP14Bを例に、4つのSTEPで使いかたを解説しました。
KMC-LP14Bはレンズ保護フィルター用ですが、レンズにも使えます。
もう指紋や皮脂汚れは怖くありませんよね。
カメラライフを楽しみましょう!
筆者はキヤノンのEOS R50を愛用しています。
くわしくはレビュー記事をご覧ください。
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