ミラーレスカメラのアクセサリーとしてぜひ持っておきたいのがレンズ保護フィルターです。
でもわざわざ買うほどのものなのでしょうか?
「画質に影響しそうだし、キズつけないよう気をつければいいだけでしょ?」
と思いますよね。
そこでミラーレスカメラ歴7年の筆者が、レンズ保護フィルターの必要性やメリット・デメリットとハクバSMC-PROの魅力を紹介します。
この記事を読めば、あなたもSMC-PROを取り付けてみたくなりますよ。
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レンズ保護フィルターの必要性
レンズ保護フィルターは、キズや衝撃・汚れなどからレンズを守るためのものです。
スマホの液晶保護フィルムをイメージするとわかりやすいわね。
カメラレンズは安くて数万円、高いものは100万円以上と高価なものが多いです。
高いものはより慎重にあつかいますよね。
でもどんなに気をつけていても、ふとした瞬間にレンズにモノなどが当たってしまうことも。
レンズに傷がつくと最悪の場合、写真や動画の映りが悪くなります。
大切なレンズをキズや汚れから守って映りを悪くしないために、レンズ保護フィルターは必要なのです。
ただし手放しでオススメできるわけではありません。
次にレンズ保護フィルターのデメリット・メリットについて順に解説します。
レンズ保護フィルターのデメリット3つ
レンズ保護フィルターのデメリットは以下の3つです。
画質が劣化する
レンズ保護フィルターのデメリット1つ目は、被写体とレンズの間にフィルターをはさむため画質が劣化することです。
とくに価格の安いものは注意が必要です。
しかし少なくとも筆者が持っているSMC-PROは、装着しても画質に変化はないと感じました。
くわしくは面反射率0.5%なのでゴーストが起きにくく画質劣化が少ないをご覧ください。
ゴーストの出現
レンズ保護フィルターのデメリット2つ目は、逆光や夜景下ではゴーストが発生する可能性があることです。
ゴーストとは、逆光時などで強い光が入ると、レンズ内で反射した光が絞りの形や楕円などとして写る光の像のこと。
ただしレンズ保護フィルターなしでもゴーストは起こりえます。
ゴーストをふせぐためには、レンズフードが効果的ですよ。
ケラレの発生
レンズ保護フィルターのデメリット3つ目は、ケラレが発生する可能性があることです。
ケラレとは、画面の隅にレンズフードやフィルターが黒く写り込んでしまうこと。
ケラレは広角レンズで発生しやすくなります。
対策としては薄さ3mm以下の薄型レンズ保護フィルターを使うか、フィルターなしで撮影しましょう。
レンズ保護フィルターのメリット3つ
レンズ保護フィルターのメリットは以下の3つです。
※リンクをクリックあるいはタップでくわしい解説に飛びます。
レンズへのキズや汚れをふせぐ
レンズ保護フィルターのメリット1つ目は、レンズへのキズや汚れをふせぐことです。
レンズに汚れがついただけなら、レンズペンなどで掃除すれば済みます。
しかしキズがついてしまうと写真や動画の映りが悪くなり、取り返しがつきません。
レンズ保護フィルターがあれば、あなたの大切なレンズをキズから守ってくれます。
もしキズついてもフィルター交換だけで済むので安心ですね。
緩衝材となりレンズ割れを防止
レンズ保護フィルターのメリット2つ目は、緩衝材となりレンズ割れを防止してくれることです。
ミラーレスカメラはレンズ交換式。
別のレンズにしようとカメラバッグから取り出した瞬間、うっかり手が滑ってしまい...。
想像するだけでもゾッとしますよね。
レンズ保護フィルターがあれば緩衝材になってくれるので、落としたりぶつけたりしてフィルターは割れてもレンズは無事ということがあります。
結果的にコストが安くて済む
レンズ保護フィルターのメリット3つ目は、結果的にコストが安くて済むことです。
レンズ保護フィルターは1,000円~5,000円程度で手に入れられます。
いっぽうカメラレンズは数万円~数十万円以上と高価。
数千円の出費をケチってレンズを破損し、結局は数万円の出費...悲しいですよね。
たった数千円で数万円以上するレンズを守れるなら、必要経費と考えましょう。
続いてハクバのレンズ保護フィルター SMC-PROを紹介します。
なぜSMC-PROを選んだの?
コストパフォーマンスに優れているからだよ。
レンズ保護フィルターをはじめて買うあなたは、先にレンズ保護フィルター選びの注意点4つをご覧ください。
ハクバのレンズ保護フィルター SMC-PROの外観
筆者が愛用しているハクバのレンズ保護フィルター SMC-PROをご紹介します。
持っているのはCF-SMCPRLG49(レンズ径49mm)とCF-SMCPRLG55(レンズ径49mm)の2つです。
レンズ径49mm(例:RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM)に使えます↓↓
レンズ径55mm(例:RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM)に使えます↓↓
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SMC-PROが入っている箱の外観です。
箱を開けると、SMC-PROが入った付属の透明ケースがあらわれます。
付属の透明ケースを開けてみました。
レンズ保護フィルターを一時的にはずすときがあっても、収納ケースにしまえるので安心ね。
SMC-PROは無色透明です。
SMC-PROのスペック
項目 | 内容 |
---|---|
装着可能カメラ | デジタルカメラ、フィルムカメラ |
レンズキャップ装着 | 可能 |
フィルター口径 | 37mm、40.5mm、43mm、46mm、49mm、52mm、55mm、58mm、62mm、67mm、72mm、77mm、82mm |
フィルター枠 | ワイド(薄型タイプ) |
ガラスコート | スーパーマルチコーティング |
ガラス反射率 | 面反射率0.5% |
フィルター機能 | レンズ保護 |
付属品 | クッショントレー付き半透明PPケース |
ハクバのレンズ保護フィルター SMC-PROの魅力3つ
ハクバのレンズ保護フィルター SMC-PROの魅力は3つあります。
※リンクをクリックあるいはタップでくわしい解説に飛びます。
面反射率0.5%なのでゴーストが起きにくく画質劣化が少ない
SMC-PROの魅力1つ目は、面反射率0.5%なのでゴーストが起きにくく画質劣化が少ないことです。
面反射率とは、レンズ保護フィルターに入った光をどのくらい反射するかをあらわした数値を指します。
数値が大きいほど光を反射しやすく、小さいほど光をレンズに通しやすいわよ。
レンズ保護フィルターはあくまでレンズを守る脇役であり、レンズに通す光をさえぎってはなりません。
したがって面透過率が低いほど、優秀なフィルターと言えます。
面反射率はどのくらいのものがいいの?
一般的には面反射率0.5%以下がおすすめだよ。
レンズ保護フィルターSMC-PROは無色透明で面反射率は0.5%です。
反射しづらい(=光の透過率が高い)のでゴーストが起きにくく、画質劣化はほとんどありません。
ゴーストとは、逆光時などで強い光が入ると、レンズ内で反射した光が絞りの形や楕円などとして写る光の像のこと。
レンズ保護フィルターSMC-PROのあり・なしで画像を比較してみました。
まったく違いはないように見えるわね。
ふだん使いするぶんには気にしなくていいと言えるよ。
面反射率を極力おさえたいなら0.3%のハクバULTIMAシリーズやXC-PROシリーズ、0.1%のケンコーZX IIシリーズがあります。
面反射率が低いほどフィルターの価格は高くなるので注意しましょう。
約3mmの薄型設計なのでケラレが起きにくい
SMC-PROの魅力2つ目は、約3mmの薄型設計なのでケラレが起きにくいことです。
ケラレとは、画面の隅にレンズフードやフィルターが黒く写り込んでしまうこと。
薄型だからレンズ保護フィルターが目立ちにくいですよ。
コストパフォーマンスが高い
SMC-PROの魅力3つ目は、コストパフォーマンスが高いことです。
レンズ保護フィルターは安いものだと1,000円程度からあります。
しかし面反射率が高かったり、5mm以上の厚さがあったりと決して良いものとは言えません。
逆に面透過率が低くて薄型のものもありますが、5,000円以上と高価なことも。
SMC-PROは面透過率0.5%と低いながらも価格は高くなく、コストパフォーマンスが非常に高いと言えます。
筆者がSMC-PROをえらんだ最大の理由はコスパの高さです。
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ハクバのレンズ保護フィルターSMC-PROの使いかた
ハクバのレンズ保護フィルターSMC-PROの使いかたを解説します。
例としてEOS R50の標準レンズRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMにSMC-PRO CF-SMCPRLG49を取り付けてみましょう。
SMC-PROの取り付け方はとってもカンタン。
レンズ上面内部のネジにあわせて、レンズ保護フィルターをはめこんで回すだけです。
ずれないよう水平に保ちながら回していくのがポイントよ。
完成図です。
レンズ保護フィルター選びの注意点4つ
レンズ保護フィルターはさまざまなメーカーが多くの種類を出しています。
どのレンズを選べばいいのか迷いますよね。
以下4つの点に注意して、あなたにピッタリなものを選びましょう。
※リンクをクリックあるいはタップでくわしい解説に飛びます。
レンズのフィルター径にあわせる
レンズ保護フィルターは、レンズの直径に合わせて選ぶ必要があります。
レンズの直径はレンズ周辺に刻印されていることが多いので、かならず確認してからフィルターのサイズを選びましょう。
たとえばEOS R50の標準レンズRF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STMは直径49mmです。
したがってレンズ保護フィルターも直径49mmのものを選択してください。
レンズを見ても直径がわからない場合はどうするの?
たとえばキヤノンなら公式サイトにある各レンズの仕様に載ってるよ。
信頼性のあるメーカーを選ぶ
レンズ保護フィルターは信頼性のあるメーカーを選びましょう。
以下3つのメーカーから選べば問題ありません。
いずれも日本の会社なので安心して使えるわよ。
フィルターの質を確認する
レンズ保護フィルターの質は写真の画質に影響を与えるため、高品質なものを選択することが重要です。
光学ガラスや特殊なコーティングを備えたフィルターは、クリアで鮮明な画像を提供してくれますよ。
たとえばSMC-PROより高品質なXC-PRO エクストリームシリーズは高透過率で撥水・防汚機能を搭載。
お手入れしやすいのはうれしいわね。
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コストパフォーマンスを考える
レンズ保護フィルターは幅広い価格帯で販売されています。
高価なフィルターが必ずしも良いとは限らず、あなたの撮影ニーズにあったコスパの良いフィルターを選びましょう。
筆者は
- 薄型で目立ちにくいフィルターがいい
- あまりコストはかけたくない
- 撥水・防汚機能は不要
と考えて、SMC-PROを選択しました。
とにかくコストを抑えたい!というあなたはMCシリーズがおすすめです。
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レンズ保護フィルターは不要?メリット・デメリットとハクバSMC-PROの魅力まとめ
今回はレンズ保護フィルターの必要性とメリット・デメリット、ハクバSMC-PROの魅力を紹介しました。
レンズ保護フィルターをつける最大の目的は、あなたの大切なレンズをキズや汚れ・破損から守るためです。
ハクバのレンズ保護フィルター SMC-PROはコスパがよく、画質の劣化はまったく気になりません。
安心して写真や動画を撮影することができますよ。
カメラライフを楽しみましょ!