Canon(キヤノン)製ミラーレスカメラのエントリーモデルと言えばEOS kissシリーズ。
1993年の発売以来、今もなお多くの人びとに愛されています。
しかし今やスマホでも十分高画質・高機能で携帯性に優れており、カメラに対するニーズが多様化してきました。
そんな時代の流れに対応すべく、新たにミラーレスカメラのエントリーモデルとして2023年3月17日に発売されたのが「EOS R50」です。
価格はボディのみが10万円台から購入可能。
今回はミラーレスカメラ使用歴7年の筆者が、Canon EOS R50発売後のレビューとして口コミや評判、製品特長、対応レンズなどを紹介します。
筆者はEOS R50ダブルズームキットを購入しました。
この記事を読めば、あなたもEOS R50が欲しくなるわよ。
2024年1月9日購入分まで、最大1万円のキャッシュバックキャンペーン中です。
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EOS R50と一緒に買っておきたい、おすすめのカメラアクセサリーは以下の記事で紹介しています。
EOS R50の口コミ・評判は?
EOS R50の口コミや実機レビューを紹介します。
EOS R50の良い口コミ・評判
起動が早くオートフォーカスがすばらしいという口コミ
2023.3.21
— Ichiro Uematsu (@IchiroYqz01403) March 21, 2023
Canon EOS R50はエントリーモデル、つまり初心者向けカテゴリーのカメラですので、誰でも簡単に写真が撮れるようになっています。
実際使ってみると
起動が結構早い
オートフォーカスが素晴らしい
シャッタータイムラグをあまり感じないのが良い
EOS R50
RF-S 18-45mm F4.5-6.3 IS STM pic.twitter.com/75ckrsQhuk
軽くて小さく持ちやすいという口コミ
ライブ後の暇な時間にアキヨドにEOS R50 見てきた☀️
— ☆HIDE〇MARU☆ (@HIDE_MARU0205) March 21, 2023
なんか凄く良いね✨
kissM使ってた人なんかは素直にスイッチできそうだし、軽くて小さいのに持ちやすい🎵
問題有るとすればR10と大して値段差がないことか。
何処に価値を見出だすかだが、サブならR50を推したいなぁ😁
メインにするならR10かも。
望遠レンズをつけても軽くてバッグに入れているのを忘れるほどという口コミ
Canon EOS R50 で撮ってみた。1日望遠レンズつけた方だけ持ち歩いたんだけどすごく軽くてバッグに入れてること忘れる。感覚的には500mlペットボトル1本分(実際はストラップ入れて674gでした) pic.twitter.com/Kq84G7TVZx
— みぃ (@le_iuta) March 19, 2023
EOS R50の悪い口コミ・評判
センサー自動クリーニング機能がないのが残念という口コミ
EOS Kiss M2から一気に高性能化したR50は普通なら買い替えたいとこなんだけど、私にとって致命的な弱点があって…センサー自動クリーニング機能がついてないんよな(Kissにはある)。絞り込んで使うなって事なんかな?そんな感じで今回はスルー https://t.co/iWrBDY6ZwX @kakakucomより
— Zoyoxp (@Zoyoxp01) March 18, 2023
グリップ(持ち手)が小さすぎるという口コミ
EOS R50触ったけど、ちっちゃいAF性能モンスターってかんじだった
— マルチ@このたん推し (@hmx12mk2) March 18, 2023
ただ、グリップは小さすぎる(マルチは男性としては手は小さい)
ファインダーちっちゃいとか気に成る点はあるけど、
おもちゃみたいな感じなのにすげーなと
EOS R50実機の写真(Twitter上)
Twitterに上がっている、EOS R50実機の写真をご紹介します。
おっはま~🌸
— はまかぜ@ブログ2年目 (@hamakaze_blog) March 19, 2023
いよいよ桜が咲き始めました。新しいカメラで春のお花たちをパシャリ📷背景がうまくボケていい感じの写真が撮れて大満足です😊
(写真は上2枚:桜、左下:沈丁花、右下:シジミバナ)
さて今日は月曜日ですが、1日頑張れば明日またお休みなので気合を入れて頑張りましょう!#Canon#EOSR50 pic.twitter.com/aA2FCd77GD
ウメの花
— 小松正晴 (@komaueda) March 19, 2023
左 200mm (320mm)
右 1280mm (デジタルテレコン 4X)
Canon EOS R50
Canon RF70-200mm F2.8L IS USM pic.twitter.com/yGG3InYyT4
2023.3.21
— Ichiro Uematsu (@IchiroYqz01403) March 21, 2023
西武鉄道2000系
Canon EOS R50
RF100-500mm F4.5-7.1L IS USM (500mmで撮影)
シーンインテリジェントオート
これがエントリー機?
全域AFで、電車正面をきっちり認識し、トラッキングしましたよ。 pic.twitter.com/IDzvjIkLbO
おは滋賀!
— アリモプレオ (@arimopleo) March 21, 2023
縦撮りです!
ヨットがええよね。
タイトル 近江富士と桜
カメラ#Canon #EOSR50
レンズ
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM#サンディスク鉄道フォトコン#滋賀県 #大津市 #近江富士 #三上山 #びわ湖#223系 #鉄道風景 pic.twitter.com/wmIzJqPeyM
キヤノンから新登場!EOS R50とは
EOS R50は「EOS Rシステム」というキヤノンの最新技術を採用した、てのひら本格ミラーレスカメラです。
「EOS Rシステム」の中で最小・最軽量のボディーに、「EOS Kiss」シリーズの使いやすさや楽しさを凝縮したエントリーモデルとなっています。
EOS Kissシリーズから進化したエントリーモデル
キヤノンのエントリー向け一眼カメラ「EOS Kiss」シリーズは1993年に誕生以来、30年にわたって多くの写真愛好家に愛されてきました。
しかし時代の流れとともに、カメラへのニーズのあり方は多様化しています。
そこでキヤノンは「EOS Kiss」シリーズの「かんたん・きれい・コンパクト」というコンセプトを継承した、新しいカメラを開発。
それが「EOS R50」です。
「EOS R50」は「EOS kiss M2」の後継機ではありません。
エントリークラスモデルの裾野を広げる、全世界統一名称を冠した新機種となっています。
EOS R50はグローバルな名前なのね。
EOS R50の特長。こんなことができちゃう!
EOS R50のおもな特徴は以下の8つです。
ひとつずつ解説していきますね。
撮りたいものに一瞬でフォーカス
人や動物、乗り物などの撮りたいもの(被写体)が画面内に入ると自動で検出。
動きまわる被写体を追従(トラッキング)してピントを合わせ続けてくれます。
もうピンボケの心配がなくなりますね。
このオートフォーカス機能は、瞳を追いかけてキャッチする「瞳トラッキング」と呼ばれています。
スマホでは表現が難しい、高画質な写真が撮れる
EOS R50は、高画質・高感度な写真が撮影できます。
- 有効画素数2420万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)
- 最新の画像処理エンジン「DIGIC X」搭載
- ISO感度100~32000(拡張時51200相当)
高画質なら、スマホでも十分なのでは?
普通はそう思うよね。
EOS R50は、最新のスマホよりも大きくてすぐれた撮影センサーを採用しています。
したがってスマホでは難しい、
- ヒトやモノの細かいところまで写す
- 肌の質感や色の微妙なグラデーションまで美しく再現する
- やわらかくて自然なボケ味を楽しむ
といったことができるようになります。
ミラーレスカメラならではの写真が撮れるのね。
EOS R50のサンプル画像は、公式サイトをご覧ください。
高速連写でベストな瞬間を逃さない
EOS R50は
- 電子シャッター時で最高約15コマ/秒
- 電子先幕時で最高約12コマ/秒
の高速連続撮影が可能です。
逃したくない一瞬を連写で撮影し、ベストショットを後からじっくり選べますよ。
子どもの運動会で重宝しそうね。
スマホ感覚で簡単に操作できる
「ミラーレスカメラって、操作が難しいんじゃないの?」
と不安なあなたへ。
心配ありません。
EOS R50はスマホのように画面にタッチするだけで、以下のことが行えます。
- メニューの選択や設定
- フィルター効果の選択
- 被写体へのピント合わせ
さらにカメラまかせでもキレイに撮れる全自動モード「シーンインテリジェントオート」を搭載。
あなたはシャッターを押すだけで、カメラがステキな写真を撮影してくれますよ。
小型・軽量で持ち運びやすい
「EOS R50がスマホより優れているのはわかったけど、ミラーレスカメラってデカくて重いんでしょ」
と思っているそこのあなた。
EOS R50はEOS Rシステム史上、最も軽いカメラです。
バッテリーパックとSDカードを含めてもわずか375g!
(ブラックの場合。ホワイトは376g。)
手のひらサイズなのね。
いつでも気軽に持ち歩くことができますよ。
先代のEOS kiss M2とほぼ同じ大きさでわずかに軽くなっており、さらに進化していますね。
ホワイトカラーも選べるおしゃれなデザイン
EOS R50は、カジュアルで軽やかな印象の「ホワイト」と、本格感の漂う「ブラック」の2色展開です。
丸みのあるホワイトがかわいくて好き!
私もホワイトのほうが好みだなあ。
本格的な動画撮影が楽しめて、商品紹介動画もカンタン
EOS R50は写真だけではなく、動画撮影も楽しめます。
以下の映像をご覧ください。
太陽の光にきらめく海、寄せては返す波、海水に濡れる砂浜・・・とても美しく表現されていますよね。
公式サイトでは以下のように説明されています。
実質6Kの画質で記録して4Kにリサイズする[6Kオーバーサンプリングプロセッシング]を採用した4K30p(クロップなし)動画の撮影が可能に。画角がクロップされない広いエリアで撮影ができるほか、従来機種(EOS Kiss M2)の4K映像に比べ、色再現性に優れ、ディテールまで鮮明な映像を記録できます。
EOS R50 動画撮影より引用
従来よりキレイに撮れるってことね。
また個人的に面白いなと感じたのが「レビュー用動画モード」です。
Youtubeでワイヤレスイヤホンなどの商品を紹介している動画を見たことがありますよね。
通常は商品を紹介している人がフォーカスされているのに、手前に商品が出てきたとたんに商品にピントが合う。
すごいですよね。
同じことがEOS R50なら可能なんです。
商品を紹介しやすくなりますよ。
その他、以下のようなことができます。
- フルハイビジョンでは、120Pのハイフレーム動画を撮影
- 4K動画の1フレームを静止画として切り出す
- デュアルピクセルCMOS AF II によるAF動画撮影
- 動画撮影時も強力な手ブレ補正
- 画面の傾きを補正する「自動水平補正モード」
- 動画セルフタイマーで快適な動画撮影
- ダイジェスト動画を自動で作成するプラスムービーオート機能
便利なスマホ&クラウド連携機能
専用アプリ「Camera Connect」を使えば、WifiまたはBluetooth接続でスマホやタブレットへ画像を送信可能です。
カメラとスマホの有線接続にも対応しています。
撮影時にスマートフォンへ自動転送する設定もできますよ。
その他「Camera Connect」を使って以下の4つを行えます。
- カメラ内の画像を確認
- スマホで画像の色を調整
- スマホをリモコンにして撮影(Bluetoothリモートコントローラー)
- 撮った場所の位置情報をプラス
さらにキヤノンが提供するクラウドプラットフォーム「image.canon」を使って、撮影した写真や動画をWi-Fi経由でバックアップできます。
- オリジナル画質のまま30日間、容量無制限で保管可能
- 30日後は10GBのストレージへの移行操作を行うことで、長期間保管
- 保管した画像はいつでもどこからでもアクセス
といううれしい3つのポイントがありますよ。
EOS R50の商品ラインナップ3つ
EOS R50の商品ラインナップ(商品構成)は、大きく3つに分かれています。
本体(ボディー)のみ
本体構成は以下のとおりです。
- EOS R50 本体
- バッテリーチャージャー LC-E17
- バッテリーパック LP-E17
- ネックストラップ EM-200DB
- シューカバー
RF-S18-45 IS STM レンズキット(標準レンズキット)
RF-S18-45 IS STM レンズキットの構成は以下のとおりです。
- EOS R50 本体
- RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM
- バッテリーチャージャー LC-E17
- バッテリーパック LP-E17
- ネックストラップ EM-200DB
- シューカバー
ボディカラーがホワイトの場合、標準レンズカラーがシルバーになるのはうれしいポイントですね。
ボディカラーがブラックだと、標準レンズカラーもブラックに統一されます。
ダブルズームキット
ダブルズームキットの構成は以下のとおりです。
- EOS R50 本体
- RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM(標準レンズ)
- RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM(ズームレンズ)
- バッテリーチャージャー LC-E17
- バッテリーパック LP-E17
- ネックストラップ EM-200DB
- シューカバー
標準レンズは標準レンズキットと同じものです。
ボディカラーに応じてレンズカラーが変わります。
いっぽうRF-S55-210mm F5-7.1 IS STM(ズームレンズ)のレンズカラーはブラックのみなのでご注意ください。
EOS R50に合うおすすめレンズは?
EOS R50に合うおすすめの交換レンズを5つご紹介します。
くわしくは以下の記事をご覧ください。
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM
ダブルズームキットについてくるズームレンズと同じです。
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
RF16mm F2.8 STM
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
RF50mm F1.8 STM
EOS R50のサイズや仕様
EOS R50のサイズや重さです。
本体サイズ | 幅 116.3mm × 高さ 85.5mm × 奥行き 68.8mm |
重さ | ブラック:約375g/ホワイト:約376g(バッテリーパック+カード含む) ブラック:約328g/ホワイト:約329g(本体のみ) |
液晶サイズ | 3.0型バリアングル式 |
EOS R50の主な仕様は以下の通りです。
撮像素子サイズ | APS-C(22.3×14.9mm) |
有効画素数 | 約2420万画素 |
画像処理エンジン | DIGIC X |
レンズマウント | RFマウント |
ISO感度(静止画) | 100~32000(拡張時51200) |
ISO感度(動画) | 100~12800(拡張時25600) |
連写速度(電子シャッター時) | 最大約15コマ/秒 |
連写速度(電子先幕時) | 最大約12コマ/秒 |
動画記録形式 | MP4 |
動画記録サイズ | 4K UHD/3840×2160(16:9) フルHDハイフレームレート動画/1920×1080(16:9) フルHD/1920×1080(16:9) フルHDタイムラプス動画/1920×1080(16:9) HDR動画/1920×1080(16:9) クリエイティブフィルター/1920×1080(16:9) |
【期間限定】EOS R50キャッシュバックキャンペーン
Canonでは現在、ENJOY CAMERA キャッシュバックキャンペーンを開催中!
対象商品はカメラやレンズなど多岐にわたりますが、EOS R50も含まれているので解説しますね。
項目 | 内容 |
---|---|
対象商品 | EOS R50 |
キャッシュバック金額 | ダブルズームキット:10,000円 RF-S18-45 IS STMレンズキット:5,000円 ボディのみ:5,000円 |
対象商品購入期間 | 2023年11月10日(金)~2024年1月9日(火) |
応募締め切り | 2024年1月23日(火)当日消印有効 |
応募に必要なもの | Canon保証書 商品のレシートまたは領収書 製品箱のバーコード部分すべての切り抜き |
応募方法 | 1. CANON iMAGE GATEWAYで製品登録 2. 応募フォームに入力して応募用紙を印刷 3. 応募用紙に必要書類を貼って郵送 4. 指定先へVisaギフトカード郵送 |
最大1万円のキャッシュバックがもらえます。
期間限定なのでお早めに!
くわしくは以下の公式サイトをご覧ください。
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EOS R50の口コミや評判は?特長やサイズ・購入方法まとめ
2023年3月17日に、キヤノンからミラーレスカメラEOS R50が発売されました。
EOS R50はキヤノンの最新技術「EOS Rシステム」を採用した、てのひら本格ミラーレスカメラ。
ミラーレスカメラの中ではエントリーモデルの位置づけで、以下8つの特長を持ちます。
EOS R50の操作に慣れてきたら、レンズを変えてみましょう。
おすすめの交換レンズ5つをご紹介します。
さあ、あなたもEOS R50を手に取って、なにげない日常をかけがえのない思い出にしてみませんか?
EOS R50と一緒に買っておきたい、おすすめのカメラアクセサリーは以下の記事で紹介しています。
また別記事では、EOS R50ダブルズームキットを開封したときの様子を写真たっぷりでお届けしています。
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